
在宅医療は、選ぶ環境によって働き方が大きく変わります。
同じ「訪問診療」でも、働き方は大きく異なります。
在宅医療の転職は、医療機関ごとの働き方の違いを
把握しておくことが重要です。
在宅医療の働き方を具体的にイメージできるよう、先生方が良く気にされるポイントを以下にまとめてみました。
在宅医療の1日(例)
実際の働き方は、大まかに以下のような流れになることが多いです。
8:30
8:45
9:00
12:00
13:00
17:00
出勤
朝礼&ミーティング
当日のスケジュール確認やポイントになる患者情報を共有します。
外来もしくは午前の訪問診療
休憩
昼食はさっと済ませ、MR・ケアマネ・訪看との面談や午後の準備(カルテ確認や書類作成)をすることがあります。
午後の訪問診療
当日の整理、事務処理
カンファレンス、ミーティング、カルテ入力や各種書類作成を行います。
※医療機関や体制によって前後することがあります。
※診療が長くなる、急患の臨時往診などで帰院が遅くなることがあります。
※家族とのカンファレンスや事務処理で残業となることがあります。
※体制によっては、業務後にオンコール対応が発生する場合があります。
訪問先による診療時間と件数の違い
在宅医療の働き方は、「個人宅中心」か「施設中心」かによって大きく変わります。
■在宅中心の場合(関係性重視)
・診療時間:比較的長め(数分〜十数分程度)
・診療件数:少なめ(午前5~6名程度・午後8~10名程度)
・患者との関わり:深い
・移動:多い
■施設中心の場合(効率重視)
・診療時間:やや短め(数分程度)
・診療件数:多い(午前20〜30名程度・午後30~40名程度)
・患者との関わり:やや浅め(施設との関係性は深い)
・移動:少なめ
※「在宅」と「施設」が混在してスケジュールが組まれることがあります。
※医療機関により訪問件数や診療時間は大きく異なります。
オンコール体制
在宅医療を積極的に行っている医療機関では、平日夜間や休日にオンコール対応が求められるケースが一般的です。主なオンコール対応方法は以下の通りです。
・院長対応
・当番制
・外部民間会社委託
ファーストコールは、看護師が対応するケースが一般的です。看護師の報告を受け、医師が判断・指示し、必要に応じて臨時往診を行います。
※連携型(機能強化型)のケースもあります。
※医療機関によりオンコール体制は大きく異なります。
事務作業
在宅医療クリニックでは、医師は多くの書類を作成しなくてはなりません。
診療と並行して対応する場面も少なくありません。
以下が、医師が作成する主な書類です。
・診療情報提供書
・介護保険主治医意見書及びその他意見書
・訪問看護指示書(特指示含む)
・居宅療養管理指導
・自立支援医療(精神通院)※精神科
・指定難病更新書類
※体制によっては、事務や看護師が一部サポートするケースもあります。
よくある入職後のミスマッチ
入職後に実際に多いミスマッチは、こうしたケースです。
・想定よりオンコール負担が大きい
・訪問件数や診療密度の認識違い
・事務作業量のギャップ
・チーム体制が合わない
・他職種の支援が少ない
これらは、事前に把握しづらい部分でもあります。そのため、入職前にしっかり確認しておくことが重要です。
関西在宅医療求人専科のサポート
ミスマッチを防ぐために、私たちは働き方の実態を重視しています。
・訪問先(個人宅・施設)
・訪問件数
・オンコール体制
・業務内容と負担感
・事務処理量
表面的な条件だけでなく、実際の働き方に基づいてご提案します。
求人票だけでは見えない部分も含めてお伝えします。
状況によっては「今は転職しない方が良い」という選択も含めてご案内します。
ご相談者さまの声
病院勤務:40代男性
在宅医療の診療体制がどんな感じなのかを知りたく相談しました。
転職を前提に話を進められることはなく、現場のリアルな話を聞きながら整理することができました。
すぐに結論を出さなくて良いと言ってもらえたことで、落ち着いて考えることができました。
30代女性(病院勤務)
相談した結果、今回は一旦転職を見送ることにしました。
それでも「また迷ったらいつでも相談してください」と言ってもらえ、気が楽になりました。
ご相談では、現状やご希望をお伺いした上で、無理のない働き方について一緒に整理していきます。
在宅医療の働き方は、環境によって大きく変わります。
無理に転職を決める必要はありません。
情報収集の段階でも問題ありません。
まずは一度、ご自身に合う働き方を整理してみませんか。