私はこれまで、住宅メーカーにて約11年間にわたり営業職として新築・建替え案件を多数担当し、住まいづくりの現場で豊富な実務経験と知識を培ってきました。
その後、医師・看護師専門の人材紹介会社で採用支援のノウハウや業界全体の構造も把握したのち医療業界へ転身。

訪問看護ステーションの開設及び鍼灸按摩マッサージ院の運営管理、クリニックでの経理経験、高齢者シェアハウス施設開設、在宅患者数約800名の在宅医療専門クリニックの事務長として、在宅医療の仕組みや医療人材の課題を深く理解するなど、幅広い業務に携わってきました。

2024年10月、妻が病により左下肢を切断するという大きな出来事を経験し、私たち家族の「生活」や「働き方」について深く見つめ直す機会となりました。
妻は長年にわたりインテリアコーディネーターとして活躍しており、その豊富な経験と優れた提案力、人材ネットワークを有していたため、私たちは、それぞれの経験・専門性を融合させ、力を合わせて、住宅・店舗のリフォーム・リノベーション事業を立ち上げる決意を固めました。

一方で、進行する超高齢化社会において、在宅医療のニーズは年々高まる一方、医師・看護師・医療事務といった人材不足は深刻さを増しています。私は、医療の現場で直接感じたこの社会的課題に向き合い、在宅医療分野に特化した職業紹介事業を展開することを決断いたしました。

私たちは、「住まい」と「医療」という暮らしの基盤を支える2つの分野から、社会課題の解決に挑み、持続可能で信頼される企業を目指してまいります。
今後とも、皆さまのご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。